私の妄想癖

2005年5月15日 日常
私の社会学の講義をする講師ゎ妄想癖がある。
いや。妄想癖があった
それゎ、全てが自分のために用意されたセットであるという考えで、
自分がその場から消えてしまえばそこにあった全てのものが消えてしまう。
家具や景色、家族に友達・・・そのすべてが自分のために用意されたものだ。と考えていたとか。



「そういえば・・・」
トマはこの講義を聞いて自分の幼少期を思い出した。
私の妄想。
それは先生のそれとは反対であるような、
ある意味で似通った性質をもっている。
それはなかなか恐ろしい妄想なのですが、
常に誰かにみられている!!
というようなものです。
例えば、家で1人で留守番していても、どこかで誰かが見ているのではないか?と常に思っていたし、
家族と一緒にいる時も、友達と一緒にいるときも、1人でいる時も、
常に誰かの監視下にあるような、そんな感じ。
年を重ねて「隠しカメラ」「盗聴」なんて言葉を覚える、ずっと前から、
私はそのようなものを恐れていたりした。
そして、その存在を知ってからしばらくの間はそれまで以上にその妄想に苦しめられた。
知らなかった時はただ漠然と、その事を恐れていただけだった。
なのに、知ってしまうとそれがリアルに感じられてしまうから。
例えば、間に見えるところに付いている監視カメラ、これは私を安心させた。
「ここで見てる」
それを示してくれているから。
それが、隠しカメラの場合、私の気づかないところに設置してあるんだから怖さ倍増!!
うかうかと、変なことをやっていられないですよ!
壁に耳あり障子に目あり。
幼い私はどこにもない誰かの「目」「視線」を勝手に探していたのでした。

今思えば、随分と自分勝手な話で、
一体、どこの誰が私の私生活をのぞいて喜んでいるんでしょうか?
〈しかも幼稚園児とか低学年とか〉
逆に今は安心しすぎだからね。
もう少し、周りに注意払えよ自分。と思うことしばしば。

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